シガーボックスの最も基本的な動きである、抜き技を中心とした技系統です。 

 

 

シガーボックスの持ち味には、箱がくっついているような不思議な動きや、それに相反するような力強い動きが挙げられます。 

基本系統はこの持ち味を生かした技や、演技をする際の"繋ぎ"や"決め"に使える技が多く、汎用性の高い系統と言えるでしょう。

 

 

練習時には箱をキレイに投げ上げることを意識してみてください。

そのためには、しっかりと膝を使って体全体を動かす必要があります。

最初は体力的にキツいと思いますが、くじけず頑張りましょう!!! 

 

 

なかなか技が覚えられないときは、少し簡単な技に立ち戻ってみるもの良いと思います。

 

 

端返し

難度: 1

 

「箱離し」の途中で手に持っている箱を180°回転させる技です。
左右同時に行うなど様々なパターンがあるので、いろいろ試してみてください。

 

持ち替え

難度: 1

 

「手離し」の最後に箱の下側をつかむ技です。
できるだけ箱が平行になるように練習しましょう。

 

箱叩き

難度: 1

 

「1アップ」の途中に箱と箱をぶつける技です。
箱をキレイに投げ上げることが重要です。
叩くことに意識しすぎないようにしましょう。

 

体通し箱叩き

難度: 2

 

箱の高さが必要となる技です。
しっかりと膝を使って箱を投げ上げるようにしましょう。

 

中抜き

難度: 2

 

真ん中の箱を抜く技です。
膝を使って手を離す箱を投げ上げることを意識するとよいでしょう。
様々なパターンがありますが、まずは下から抜くパターンを覚えましょう。

 

フェイク

難度: 2

 

手に持った箱を掴んだまま、他の箱の周りを通す技です。
真ん中の箱を回転させる場合は、腕の振りの勢いを利用して箱を回転させることを意識するとよいでしょう。

 

外抜き

難度: 3

 

「抜いた箱で挟む」と「空中の2箱をつかむ」が同じタイミングになるよう意識しましょう。
外抜きは、2つの箱がくっついた状態で投げ上げる技の基本です。
この技が安定すれば、他の技の習得や安定にもつながります 。

 

上投げ

難度: 3

 

回転させる箱側の手を上にあげると自然に回転がかかります。
投げる前に一度下に手を引き、勢いをつけるのもよいでしょう。

 

下投げ

難度: 3

 

離す手と反対側の手を高く上げるようにすると回転がかかりやすいです。
箱が高く上がらない場合は、手を離すタイミングを少し遅らせると良いでしょう。

 

手渡し

難度: 3

 

手渡すときは箱を90°回転させます。
「外抜き」と同様に箱を挟むタイミングとつかむタイミングは合わせましょう。

 

4シガー端返し

難度: 3

 

3シガーの「端返し」と同じコツを意識しましょう。
4シガーで「箱離し」を練習するのもよいでしょう。

 

4シガー持ち替え

難度: 3

 

3シガーの「持ち替え」と同じコツを意識しましょう。
4シガーで「手離し」を練習するのもよいでしょう。

 

両外抜き

難度: 4

 

左右の「外抜き」を同時に行う技です。
安定しない場合は、左右の「外抜き」を練習するとよいでしょう。
箱は体が立ち上がる直前に離し、両側の箱をつかんだタイミングで真ん中の箱が落ち始めていないことが理想です。